洗車方法
誰でも簡単に身近なモノを使って行える整備方法を紹介していきたいと思います。 まずは「自転車の洗車方法」をお届けします。
普段どのようにして自転車をキレイにしていますか? 大きく分けて、水洗いか拭き掃除かに分かれます。 拭き掃除は手軽ですが、フレームに小傷が付きますし、チェーンやギアなどの汚れ、噛み込んだ砂を落とすのは大変です。 少し大掛かりになりますが、水洗いが良いですね。 場所と準備に少し手間は掛かりますが、結果的に拭き掃除より早く終わりますし、キレイになります。 ではどのように行えば良いのでしょうか。
洗車5つ道具「スポンジ・ボトルの上部をカットしたもの」「灯油」「中性洗剤」を用意します。 ※台所用スポンジ(スポンジの逆面が硬い素材のもの)は、フレームなどにキズが入るためNGです。
秘密の液体を作ります(灯油:中性洗剤=1:1)。 よく混ぜて、怪しげな白い液体になればOK。
バケツに中性洗剤を入れて泡立てます。 これで準備はOK! 汚れた自転車を洗うぞ~!!
1.油汚れがある所に、先ほど作った白い液体を塗っていきます。
2.スプロケットも。 汚れがひどい所は、ゴシゴシと擦ってください。
3.プーリーも。
4.ギアも。 インナーギアも忘れずに(※SRMにはコレはNGです)。 液ダレに注意してください。
5.ブレーキも汚れてるのでゴシゴシ。
6.リムも汚れのヒドイ時は塗っちゃいましょう。 ※タイヤにはできるだけ付けないように。
7.白い液を塗り終わったら、あわあわの洗剤で汚れの少ないところから洗っていきます。
8.ヘッド周り、ワイヤー内蔵式フレームの場合はワイヤーの入り口付近は軽めに洗う程度にしましょう(ヘッド、フレームに水が浸入します)。
9.クランク、ギアも泡泡にしちゃいます(SRMは確か水洗いNGだったような・・・)。 ウチのI君は一瞬で洗ってるみたいです。
10.スプロケットもあわあわ。
11.チェーンもゴシゴシ。
12.ホイールもゴシゴシ。
13.全部洗い終わったら、バシャーッといっちゃいます。 ※ヘッド、フレームのワイヤー穴周辺はあまり水が掛からないように。
ギア、チェーン、スプロケットもピカピカになりました。
14.フレーム、チェーン、ギアなどの水分を軽く拭き取り、乾かします。
洗車はこれで完了です。
(マトリックスパワータグ・向川尚樹選手)