暑さ対策【体調管理】

蒸し暑い季節、トレーニングやレースで一番恐いのは熱中症です。 僕も最近知ったのですが、意外に低い温度でも熱中症になるみたいです。 下の表を参考にしてください。


参考:日本体育協会HP

実は僕もマレーシアのレースで熱中症になって動けなくなった経験があります。2月のレースだったと思うので、日本は冬でも向こうは30度以上の灼熱で、体が慣れていなかったんだと思います。この話は極端ですが、まだ暑さに慣れていないこの時期は注意が必要だと思います。

では、熱中症はどのような症状が現れるのでしょうか?

<熱失神> 目まいがして、顔面そう白になり、心臓がパコパコとカラ打ちする
<熱疲労> 脱力感、倦怠感、頭痛
<熱けいれん> 筋肉がけいれんする
<熱射病> 意識障害

これらの症状を総称して熱中症と呼びます。

上手な水分補給とは、塩分濃度2%、温度5~15℃、糖分4~8%(1時間以上運動する場合)、1時間あたり500ml~1.000mlを2~4回に分けて飲むが良いと言われています。

次に体を冷やす方法ですが、スタート前に太い血管の通っている場所をアイスパックなどで冷やします。僕はいつも首周りを冷やしています。体を動かしていなくても外気温で体温が上昇しているので、冷やすと頭がスッキリします。走行中は、ボトルの水を小まめに体や頭にかけるようにします。

熱中症にならなくても、気温が高いと自分の力を100%発揮できないです。水分補給&体熱の発散を上手く行って、夏のレースで他の選手に差を付けましょう。

(向川尚樹)