参加前チェックリスト
更新情報:2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられたため、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みは不要とさせていただきます。それに伴い「健康確認書」の提出も不要とさせていただきます。
初参加・ビギナーの方は必見!持ち物や自転車の整備、基本的なレースマナー、当日の流れなどについて、【①事前準備編】【②大会当日編】に分けてチェックリスト形式でご紹介します。
①事前準備編
自転車レースに参加するにあたって、日頃のトレーニングはもちろんのこと、必需品やあったら便利なものを準備するところから勝負は始まっています。大会当日に慌てないためにも、事前の準備、自転車や持ち物のチェックを必ず行いましょう!
自転車の点検・整備は必須!
各大会の会場にはメカニックサービスを常駐していますが、あくまでトラブルなどの対処がメインであり、点検・整備は行いません。あなたの安全を守るために、当日使用する自転車の点検はご自身で必ず事前に行ってください。
自転車チェックリスト
- ハンドル、ステム、ヘッド部分にガタつきが無いか
- サドルがしっかりと固定されているか
- 前後のブレーキが利き、ホイールが回るか(クイックレバーの確認)
- 変速機に問題は無いか
- タイヤに傷や問題は無いか・空気圧を調整したか
- チェーンの状態は良好か
- 定期的に洗車してあるか
- 走行中外れそうなものは外しているか(スタンド、ライト、ベル、後方リフレクターなど)
ご自身のチェックで不安な場合は、自転車を購入した所や車種を取り扱っている店舗にご相談ください。
自転車の整備についてはこちらの記事もご参照ください。
持ち物のチェックも忘れずに
はるばる会場に到着してから忘れ物に気づいても時すでに遅し!必須のものはもちろん、あったら便利なものは選りすぐってバッグに詰め込んでください。
持ち物チェックリスト
- 自転車
- ヘルメット(※1)
- シューズ
- サイクルウェア
- グローブ
- サングラス
- マスク(※2)
- 参加申込書(※3)
- サイクルキャップ・帽子
- 靴下
- レインウェア
- ボトル・水筒
- 補給食
- 健康保険証
- 携帯電話(※4)
- 着替え
- タオル
- スペアチューブ
- スペアタイヤ
- 必要な工具および部品
- 小銭入れ
- 健康確認書(※5)
※1:JCF公認のものを推奨しますがこの限りではありません。
※2:ご自身や他参加者にご配慮いただき、必要に応じてご使用ください。
※3:東日本事務局主催の大会におきましては大会HPに「参加申込書」を掲載いたしますので、事前にプリントアウト・記入し受付にご提出ください。会場にも用紙をご用意しております。
※4:大会当日に連絡が取れるもの。
※5:2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられたため、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みは不要とさせていただきます。それに伴い「健康確認書」の提出も不要とさせていただきます。
参加者へのご案内をチェック
大会開催の約一週間前に、各大会HPに「大会プログラム」「参加者リスト」その他大切なご案内が掲載されます。非常に重要なお知らせが掲載されていますので、参加者の皆様は事前に必ずご確認ください。
大会プログラムにおきましては競技規則、参加者リストにおきましては出場種目・ゼッケンナンバー・スタート時刻を念入りにご確認ください。
②大会当日編
いよいよ大会当日!当日はゼッケンと計測タグを所定の位置に取り付けたり、コースの念入りなチェックが必要です。また、受付場所に近い駐車場はどんどん埋まりますので、時間に余裕を持って会場にお越しくださいね。
時間に余裕を持って受付へ
まずは受付にて、事前に記入した「参加申込書(※)」を提出、または自身のゼッケンNo.と登録名をスタッフに伝え、ゼッケン・計測タグなどが入った袋を受け取ります。朝一番の受付は混雑しますので、出場するレースに合わせ時間に余裕を持ってお越しください。(※)東日本事務局主催の大会のみ
ゼッケン・計測タグについて
ゼッケンと計測タグにつきまして、必ず所定の位置に取り付けてください。ゼッケンまたは計測タグが外れたまま競技を続行することはできません。ゼッケンがはがれて審判員が認識できない状態でフィニッシュした場合には順位が付きません。出場する種目がすべて終了するまではどちらも外さない、剥がれないようにご注意ください。
ゼッケンの取り付け
ゼッケンは、同封の安全ピンで【ジャージ上着の背中の腰位置】に取り付けていただきます。このとき、下図のように【脇腹のラインにゼッケンの下部が沿うような位置】に取り付けてください(ゼッケンのナンバーが側面と背面から見えるような位置)。※大会によって左右の指定が異なりますので、各大会HPまたは受付にてご確認ください。
ゼッケンの取り付けチェックリスト
- ゼッケンに折り目や大きな汚れは無いか
- 取り付け位置が左側か右側か(大会HPまたは受付にて確認)
- 安全ピンで四隅を各2ヶ所ずつ通して固定しているか
- 衣類などが重なって隠れていないか・ナンバーがよく見えるか
ソロ用計測タグの取り付け
ソロ競技種目参加者には、計測タグを同封の結束用具で【フロントホーク】に取り付けていただきます(左右どちらでも可)。
タグ裏面にあるゲタ状台座の穴に、写真のように結束用具(タイラップ)を通す。
フロントホークに装着し、タイラップの細い先端を穴に通して強く引く。
しっかりと固定するまでタイラップを引く。
余分なタイラップをニッパーなどで切り取る。
ソロ用計測タグの取り付けチェックリスト
- 計測タグに貼られているシールの名前が正しいか
- 前輪のスポークを巻き込んで取り付けていないか
- ずれたり動いたりしないか
- サイクルコンピューターを使用する場合:センサーを装着しているホークとは反対側に取り付けたか
※2種目にダブルエントリーされた場合:計測タグには出場の2種目が記載されたシールが貼られていますのでご確認ください。出場する1つめの種目が終わったら、計測タグはそのまま取り付けた状態で、ゼッケンのみ種目に応じて付け替えてください。
チーム用計測タグの取り付け
チーム種目参加者の計測タグはアンクルバンドタイプで、【ライダーの足首に、黒色面を外側にして巻きつけて】使用いただきます(左右どちらでも可)。
チーム用計測タグの取り付けチェックリスト
- バンドに貼られているシールのチーム名が正しいか
- 黒色面を外側(黄色面が内側)にして巻いているか
- ずれたり動いたりしないか
- 衣類などでバンドが隠れていないか
試走でコースをチェック
試走時間が始まったら、スタートまでに必ずコースを試走してください。コースの展開を知りある程度覚えることは、勝負に有利なのはもちろん安全面としても非常に重要です。クリテリウムやタイムトライアルの場合はスピードがありますので、無理のない範囲で、できれば5周ほど試走することをおススメします。
試走(コース)チェックリスト
- コーナーの展開や曲がり具合を確認したか
- 注意すべき場所(滑りやすい・凸凹・グレーチング・マンホール・側溝など)の位置を確認したか
- スピードが速くなったときをイメージして試走したか
- 前後左右に人が走っていることをイメージして試走したか
プロ選手による自転車安全講習会(無料)
試走時間内に、チームマトリックスをはじめとした自転車のプロ選手による「自転車安全講習会」を開催します。コースの攻略ポイントや走行マナー・ルールの解説や、質疑応答などを行います。初参加の方やレースに不安のある方はもちろん、中・上級者もぜひお気軽にご参加ください。※講習会開始時刻および開催場所は、各大会HPをご確認ください。
スタート前集合~ライダースミーティング
各種目のスタート前に招集の号令が掛かります(約10分前)ので、出場者は招集場所に集合してください。集合し整列したのち、ライダースミーティングを行います。スタート前で緊張や興奮が高まりますが、ご自身や周りの方の安全のための大切なお知らせなので落ち着いて聞いてください。
レーススタート!
さあ、いよいよレーススタートです!スタートの方法は、主に【一斉スタート】や【ローリングスタート(一周回したのち、停止することなくスタート)】などがあります。これもライダースミーティングにて説明があります。まっすぐ前を見てスタートし、紳士・淑女の心で周りに気遣いつつレースを楽しんでくださいネ!
レースの心得&マナーチェックリスト
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大会の競技規則を厳守
各大会HPまたは大会プログラムに記載されている競技規則やルールを必ず確認し、それに従うこと。
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走行ラインのキープ
集団の中での走行中、特にコーナーを通過するとき、自分が走行している車線からはみ出さないように注意すること。
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声出しを心掛ける
追い越しや進路変更の際は「右通ります」や「交代エリアに入ります」など一声掛けてから行うとGOOD!
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視野を広く確保する
前を走る選手だけでなく100m先を見るつもりで前方に注意すること。
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急な進路変更は厳禁!
進路変更や交代エリアに入るときは手で合図するなどして注意を促すこと。
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よそ見をしない
観客に目を向けながら走ったり、苦しくなっても下を向いて走らないこと。
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紳士の心を忘れない
ついカッカしても、怒鳴ったりマナー違反は論外!紳士の心を忘れないこと。
事故なく無事にゴール!そして家路へ • • •
事故なくゴールし、無事におうちに帰るまでが目標!落車や衝突などの競技中の事故を防ぐには、集団走行のルールや走行マナーを一人ひとりが守ることが何より大切です。
記録ももちろん大事ですが、まずは安全を第一にレースを楽しみましょう!