駆動系のクリーニング方法【自転車の整備】

正しくマメにクリーニングすることでバイクのパフォーマンスを最大限発揮できる!「作業環境」と「汚れの状態」に合わせて選べる4パターンのクリーニング方法をご紹介します。

屋外クリーニングにおすすめ

使用するもの

チェーンクリーナー【CHA-C】

本体価格 1,650円
(税込 1,815円)

非乾燥タイプの洗浄スプレー

【特長】

  1. スプレータイプで作業性に優れ、手の届かない箇所への洗浄に効果的
  2. 水洗いOK
  3. 防錆剤配合
  4. 素材・環境にやさしい
  5. 豚毛ブラシ付き

STEP①:スプレー

チェーンクリーナー【CHA-C】

駆動系パーツ(チェーン、ディレーラー、プーリー、クランク、チェーンリング、カセットスプロケット)にまんべんなくスプレーする。揮発しないタイプの洗浄液のため、スプレーした後に洗浄液が下に垂れない程度の量(少量)でOK!

屋内クリーニングにおすすめ

使用するもの

パーツディグリーザー【PD】

本体価格 1,800円
(税込 1,980円)

生分解性万能パーツ洗浄液

【特長】

  1. 分解したパーツを漬け置き洗浄できるリキッドタイプの洗浄液
  2. 刷毛塗りでパーツを装着したまま洗浄可能
  3. 水洗いOK
  4. 防錆剤配合
  5. 素材・環境にやさしい
  6. 低臭タイプ
  7. 刷毛塗り用コップ付き
  8. 頑固な汚れの時にもおすすめ!

※その他用意するもの:刷毛、ブラシ

STEP①:刷毛塗り

パーツディグリーザー【PD】

①コップに洗浄液を30mℓ程度(コップ3分の1程度)注ぐ。
②駆動系パーツ(チェーン、ディレ-ラー、プーリー、クランク、チェーンリング、カセットスプロケット)に刷毛で洗浄液を塗る。
●頑固な汚れの場合は洗浄液をたっぷり(50mℓ程度 / コップ半分程度)塗ると効果的!

STEP②:ブラッシング

ブラッシング

洗浄液をスプレーまたは塗布したら、ブラシでブラッシングし汚れをゆるめる。※頑固な汚れの時はブラッシングを入念におこなってください。

ブラッシング

チェーン内部はブラシの毛が入らないので、ブラシでローラーを回すようにブラッシングすると、ローラーが回転することによってチェーン内部の固まった汚れをゆるめることができる!

水洗いができる場合

※用意するもの:バケツ、中性洗剤、水、スポンジ、ウエス

STEP③:泡シャンプー

泡シャンプー

バケツに中性洗剤を適量希釈した水とスポンジを用意。泡をふくませたスポンジでブラッシングした箇所をこする。※スポンジは金属パーツをこするため、素材が硬めのセルローススポンジがおすすめ!

STEP④:水洗い

水洗い

水をふくませたスポンジで各パーツをこすりながら水洗いする。
※シャワーでも良いが、スポンジでこすりながらシャワーするとより効果的!

水洗いができない場合

使用するもの

フォーミングマルチクリーナー【FMC】

本体価格 1,300円
(税込 1,430円)

泡状の万能洗浄スプレー

【特長】

  1. 泡の力で汚れを浮かせて洗浄できる、水無し簡単洗浄スプレー
  2. 弱アルカリ性で素材にやさしい
  3. ノンシリコーンタイプだから仕上がりスッキリ

※その他用意するもの:ウエス

STEP③:表面の汚れだけを拭き上げ

表面の汚れだけを拭き上げ

ブラッシングした箇所の表面の汚れだけをあらかた拭き取る。

STEP④:フォーミングマルチクリーナー

フォーミングマルチクリーナー

STEP③で拭き上げきれなかった各パーツの細かい隙間にフォーミングマルチクリーナーをスプレーして、泡の力で隙間に残った汚れを浮かせて洗浄する。

STEP⑤:拭き上げ

拭き上げ

残った水分をウエスで拭き上げる。

拭き上げ

拭き上げで使用するウエスは、吸水性・吸油性が良く、生地がしっかりとしていて金属パーツをこすっても糸がほつれにくいマイクロファイバーウエスがおすすめ!汚れをかき出す力も強いので、効率良く拭き上げができます。

水抜きなら「ラスペネ」

水抜きなら「ラスペネ」!

気温が低い時や急ぎの時など、ウエスの拭き上げだけでは水分を除去しきれない場合、拭き上げ後に浸透防錆潤滑剤「ラスペネ」をチェーンにまんべんなくスプレー!ラスペネの持つ水置換性の効果で残った水分が浮き出るので、洗車後の水分除去と防錆効果を発揮します。

※浮き出た水分とラスペネをウエスで拭き取った後、必ずチェーンオイルを注油してください。

引用:株式会社和光ケミカル「駆動系のクリーニング方法」