正しくマメにクリーニングすることでバイクのパフォーマンスを最大限発揮できる!「作業環境」と「汚れの状態」に合わせて選べる4パターンのクリーニング方法をご紹介します。
屋外クリーニングにおすすめ
チェーンクリーナー【CHA-C】
非乾燥タイプの洗浄スプレー
【特長】
- スプレータイプで作業性に優れ、手の届かない箇所への洗浄に効果的
- 水洗いOK
- 防錆剤配合
- 素材・環境にやさしい
- 豚毛ブラシ付き
STEP①:スプレー
駆動系パーツ(チェーン、ディレーラー、プーリー、クランク、チェーンリング、カセットスプロケット)にまんべんなくスプレーする。揮発しないタイプの洗浄液のため、スプレーした後に洗浄液が下に垂れない程度の量(少量)でOK!
屋内クリーニングにおすすめ
パーツディグリーザー【PD】
生分解性万能パーツ洗浄液
【特長】
- 分解したパーツを漬け置き洗浄できるリキッドタイプの洗浄液
- 刷毛塗りでパーツを装着したまま洗浄可能
- 水洗いOK
- 防錆剤配合
- 素材・環境にやさしい
- 低臭タイプ
- 刷毛塗り用コップ付き
- 頑固な汚れの時にもおすすめ!
※その他用意するもの:刷毛、ブラシ
STEP①:刷毛塗り
①コップに洗浄液を30mℓ程度(コップ3分の1程度)注ぐ。
②駆動系パーツ(チェーン、ディレ-ラー、プーリー、クランク、チェーンリング、カセットスプロケット)に刷毛で洗浄液を塗る。
●頑固な汚れの場合は洗浄液をたっぷり(50mℓ程度 / コップ半分程度)塗ると効果的!
STEP②:ブラッシング
洗浄液をスプレーまたは塗布したら、ブラシでブラッシングし汚れをゆるめる。※頑固な汚れの時はブラッシングを入念におこなってください。
チェーン内部はブラシの毛が入らないので、ブラシでローラーを回すようにブラッシングすると、ローラーが回転することによってチェーン内部の固まった汚れをゆるめることができる!
水洗いができる場合
※用意するもの:バケツ、中性洗剤、水、スポンジ、ウエス
STEP③:泡シャンプー
バケツに中性洗剤を適量希釈した水とスポンジを用意。泡をふくませたスポンジでブラッシングした箇所をこする。※スポンジは金属パーツをこするため、素材が硬めのセルローススポンジがおすすめ!
STEP④:水洗い
水をふくませたスポンジで各パーツをこすりながら水洗いする。
※シャワーでも良いが、スポンジでこすりながらシャワーするとより効果的!
水洗いができない場合
フォーミングマルチクリーナー【FMC】
泡状の万能洗浄スプレー
【特長】
- 泡の力で汚れを浮かせて洗浄できる、水無し簡単洗浄スプレー
- 弱アルカリ性で素材にやさしい
- ノンシリコーンタイプだから仕上がりスッキリ
※その他用意するもの:ウエス
STEP③:表面の汚れだけを拭き上げ
ブラッシングした箇所の表面の汚れだけをあらかた拭き取る。
STEP④:フォーミングマルチクリーナー
STEP③で拭き上げきれなかった各パーツの細かい隙間にフォーミングマルチクリーナーをスプレーして、泡の力で隙間に残った汚れを浮かせて洗浄する。
STEP⑤:拭き上げ
残った水分をウエスで拭き上げる。
拭き上げで使用するウエスは、吸水性・吸油性が良く、生地がしっかりとしていて金属パーツをこすっても糸がほつれにくいマイクロファイバーウエスがおすすめ!汚れをかき出す力も強いので、効率良く拭き上げができます。
水抜きなら「ラスペネ」!
気温が低い時や急ぎの時など、ウエスの拭き上げだけでは水分を除去しきれない場合、拭き上げ後に浸透防錆潤滑剤「ラスペネ」をチェーンにまんべんなくスプレー!ラスペネの持つ水置換性の効果で残った水分が浮き出るので、洗車後の水分除去と防錆効果を発揮します。
※浮き出た水分とラスペネをウエスで拭き取った後、必ずチェーンオイルを注油してください。
引用:株式会社和光ケミカル「駆動系のクリーニング方法」